ブログ|鉄板ダイニング チオハウス

ブログ

2025.02.20

明日誰かに話したくなる、ハンバーグの歴史の話

ハンバーグはお子様から大人まで幅広い世代に愛される定番メニューですが、その歴史をご存知でしょうか?今回は、明日誰かに話したくなるような、ハンバーグの歴史について紐解いていきたいと思います。

ハンバーグの起源は、遠く中世の時代に遡ります。中央アジアの騎馬民族であるタタール人が、遠征中に硬い馬肉を食べやすくするために、細かく刻んで食べたのが始まりと言われています。この食べ方がヨーロッパに伝わり、ドイツのハンブルクで、刻んだ肉にパン粉や玉ねぎなどを混ぜて焼く料理「フリカデレ」として定着しました。これが、現在のハンバーグの原型です。

19世紀になると、ドイツからの移民によってハンバーグはアメリカへと渡ります。アメリカでは「ハンバーグステーキ」と呼ばれるようになり、レストランなどで提供されるようになりました。そして、20世紀初頭には、パンに挟んだ「ハンバーガー」が登場し、瞬く間にアメリカ全土、そして世界中に広まっていきました。

日本にハンバーグが伝わったのは、明治時代と言われています。当初は、レストランなどで「ジャーマンステーキ」や「ミンチボール」といった名前で提供されていました。しかし、一般家庭に普及したのは、戦後の食生活の変化、特に1960年代以降のことです。高度経済成長期を迎え、食の欧米化が進む中で、ハンバーグは手軽に作れて栄養満点な料理として、家庭の食卓に定着していきました。

意外と知らない、ハンバーグの歴史。チオハウスでハンバーグを待つ間に、この話題で話に花を咲かせてみてはいかがでしょうか?